「平成」満ちる日の天皇陛下御退位の礼

「平成」満ちる日の4月30日午前、天皇陛下は、皇居・宮中三殿で「退位礼当日賢所大前(かしこどころおおまえ)の儀」などの祭祀に臨まれました。

「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」という専用の装束を身に着けられた陛下は、まず賢所の内陣にお入りになり、この日に退位礼正殿の儀を行うという趣旨の「御告文(おつげぶみ)」を奏上されました。

続いて、歴代天皇や皇族の霊を祭る皇霊殿、国中の神々を祭る神殿でも同様に御告文を奏上されたということです。

陛下の厳かで、気高いお姿を画面を通して拝謁し、まさに感無量であります。

引き続き「退位礼正殿の儀」が30日夕、皇居・宮殿「松の間」で行われました。

陛下は「新しい令和の時代が、平和で実り多くあることを、皇后と共に心から願い、我が国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります」と、在位中最後のお言葉を述べられました。

お言葉の全文は以下の通り
Okotoba

動画はいずれも時事通信映像センターがYouTubeにアップした宮内庁提供の公式画像

2019年4月30日