蛙の歌が聞こえてくるのよ

すっかり帳の降りた夕がた6時半 一斉に蛙が啼き始めました 一匹が啼き始めると 待っていたように一面から蛙の声が聞こえ始めます 昼間だと天敵に見つかりやすいから 暗くなってから啼くのかしら・・・等と思いながら この2ケ月程は不眠状態(?)が続いています

もう少しかわいらしい声だったら良かったかも・・・

気持ちを散らそうと音楽をかけても これが 全く合わないすごさなのです

私の住んでいるところは 神社を降りたすぐのところで 両脇を田んぼに囲まれている為 今は負けじと多くの蛙が聞こえます

夜 所用で出かけようとすると 田んぼで羽を休めているサギがすごい声を出して威嚇の鳴声を立ててどたばたと飛び出すので 思わずこちらの方が驚いてしまいます

なるべく夜は周囲を驚かさないように 仕事をする日は 忘れ物が無いように 準備万端整える様に注意しながら帰ります

ちょっと社務とは違う内容であったかもしれませんが 書かなければ収まらない気持ちもあるものです

皆が注意しあって仲良く暮らす事は 大切な事ですね

2015年4月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 金刀比羅山宮

美しき越前海岸にお越しください

いよいよ春の定置網漁も最盛期を迎えるとあって 昨日は定置網漁の御一行様が 大鯛をお供えしてお参りに来て下さいました。

私は幼少より 越前海岸の景色が大好きで 御用とあらば喜んで伺っています。

越前港を訪れてみると母港とされる船々には大抵 当社の海上安全旗がはためいて つい嬉しくて心が弾みます

海は透明度抜群で時折に色んな表情をみせてくれます

私たちは雨風の様子を感じたり雲の様子で大漁ではないかと思ったり 結構こんぴらさんの神主さんは忙しいものです

また当然 その関係は強く結ばれていると信じております

2015年4月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 金刀比羅山宮

心機一転

 長らく御無沙汰しました 広報は禰宜さんに任せており 直接皆様とお話できず申し訳りませんでした 神社では私は毎月発行の広報紙「金刀比羅乃嶺」に集中しておりましたが 毎月一回の発行ですと日にちが空きすぎる為 もう少し細かく皆様に語りかけて行きたいと思ってブログ再開と致します 
そして今後雅号を統一させて今後とも 感じたところや信じる心を記していきたいと思っています このブログを雅号から「美嶺」と名付けます
ご高承の通り 当社は幡ケ山の山頂に鎮座しておりますが 山々嶺々美しく 大神様の鎮座する山懐にお仕えして 研鑽し自分らしい奉仕の生活を築いていく事が出来たらと思っています
社報に付きましても コラム欄は美峰より美嶺に改めます
当社では代々の神職が執筆などをする時 雅号を用い 金刀比羅乃峰より金峰を名のられた高原正信や 美しき金刀比羅乃風景より景峰を名乗った高原正景 私も当初より美峰を名乗っておりましたが同名者を避けるため 少し苦しい決断ではありましたが美嶺を名乗る事と致しました
皆様には今後とも何卒宜しくお願い申し上げます

2015年4月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 金刀比羅山宮

心和む麗しいお山です

幡ケ山という小高い山に御鎮座するが故に 春の訪れや季節の推移は冬季間はとてもゆっくりしていますが これからの季節はさほど社務所のある山裾と変わらないくらいです

猛暑の頃は お山だから涼しいでしょうと本当によく云われますが それがさほどでもなく当社の御祭神さまの猿田彦様の御力の様にずんずんと揺り動かす力が働くようで 早くも全山麗しく 小鳥の響きや芽吹きなど 一年の中でも最も良い時期となっております

ウグイスのタニワタリも ホウジロさんの啼き声がとても可愛らしく心なごみます

ゴールデンウィークは田植えの頃でしょうか 地元の春祭りでしょうか

当社でも季節の訪れと共にひとつひとつの行事を行いながら 御奉仕していくつもりです

5月末の陶芸祭りにお越しの方は 是非ご参拝ください

このお山に身を置いてことひら昔話に親しんでみませんか?

2014年4月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 金刀比羅山宮

漁師さんの予報的中

漁師さんたちは 本当に天気に敏感です そしてまた良く天気を読むものです

このほど お祭りを週末に依頼されておりましたが 電話がありあっさり変更

3日前倒しした平日でよいとの事 それをかなり前に変更されたのでびっくりしてしまいました

漁師さんにすれば一生一大の重事とて 荒天には行いたくない お天気も祝いのうちなのですね

果たしてお祭りは快晴で初夏の装い 反して当初の予定日は風雨著しく 私どもも納得してしまいました

漁師さんは一端海上に出れば 天気図と自分の勘や判断力が頼り

変更を余儀なくしても 安全を取った漁師さんに幸がありますように 祈っています

朝一番 清めんとして 声高く

昨日の朝早く ウグイスが窓辺で盛んに啼いてくれたので 私は未だ目を閉じたまま「今年も戻ってくれたんだー」と何故かしみじみ聞き入っていました 3月9日の朝も一瞬でしたが一声聞けたように思いました しかし余りの寒さに「まさかね」と私はその日の 御神水祭の御奉仕に上がらせていただきました

昨日は麗らかな春の陽光が注がれ 昼からキジやほうじろ等も啼いていました 未だ本格的な春とは言えませんが 季節の移り変わりを感じることのできる嬉しい事でした

反して今日は荒天となり ウグイスやほうじろやきじが しっかりこの寒さに耐えていられるか 案じる日となりました

木々の芽ぶきや お山に根つく生命の事・・・

御奉仕の日々の中で 心に留める事が多い時期です

よっこらと ラッセルしたね フキノトウ

雪中ふきのとうB

今冬は当地では雪が降ったり消えたりを繰り返し 山里に雪が残らないので「雪国としては楽な年ですね」と言うのが当地でのあいさつのようになっていますが 冷え込みの方は厳しいものがあり 神社の建物の中で氷が張るなどの状況です

しかし確実に春への足跡を発見しました シャーベットの雪の中から顔を出してくれ見つけた時には思わず「頑張った!」と誉めてやりたい気持ちでした

雪は今年の特徴の様に周囲からどんどん溶けてゆきましたが フキノトウはその冷え込みの為か なかなか大きくなれないらしく 初物と採ることがはばかられるような気持ちになりそっとその場を離れました 健気にも懸命に頭を出したフキノトウですね

3月はお神水まつりで 月次祭に沢山の調理された神饌をお供えしますが ふき味噌のほろにがさはこの時期の味わい深い一品ですね

お神水をペットボトルに汲んでお頒けしますのでどうかお参りください